手術部・中央材料室

職種 看護師
入職年 2021年
所属部署 手術部・中央材料室

患者さま一人一人の関わりを大切にした看護

今の所属先と仕事の内容を教えてください

私は、入職時より手術室に所属しています。外科、整形外科、泌尿器科、形成外科、産婦人科、耳鼻科、眼科、内科の様々な診療科の小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さまに対応しています。手術前に適切な器械や物品の準備をしたり、手術中は適切なタイミングで医師に器械を渡したりして、スムーズな手術進行をサポートする器械出しの役割と手術を控えた患者さまへの術前説明、手術中の観察や麻酔介助、手術記録、環境整備、術後訪問など幅広い業務を行う外回りの役割があります。一日の業務内容は手術件数や術式、手術時間、緊急手術の有無によって大きく変わります。また、夜間の手術にはオンコール体制を取って対応しています。

病棟と比べて、一人の患者さまと関わる時間は限られていますが、患者さま・ご家族の思いに寄り添い、安全な手術看護を提供できるよう日々心がけています。

入職を考えている皆様にメッセージ

手術室では高度で複雑な医療機器を扱うため、安全で質の高い医療を提供できるよう看護師だけでなく麻酔科医、各診療科の医師、臨床工学技士、放射線技師など他職種と連携、協力しています。私たち手術室看護師はチームの一員として周手術期における患者さまの安全を守り、一人ひとりが安心して手術を受けられるように寄り添った看護を提供することを日々心がけています。入職時には、想像以上に覚えることが多く、初めての経験ばかりで戸惑いもありました。しかし、先輩方が優しく丁寧に指導してくださり、担当できる手術が増えていきました。覚えないといけないこともたくさんありますが、その分やりがいを持って日々楽しく働ける職場だと思います。