Hospitalization

療養病棟について

8階病棟(療養)は47床のベッドを有する医療型療養病棟です。
急性期の治療を終えても、医療の必要度が高い方が入院される病棟です。患者さまとその家族が安心して、安全・安楽に療養生活を送るために寄り添う看護を実践しています。その中でも長期臥床患者の拘縮予防のための工夫や口腔内の清潔を保つためのケアや終末期の緩和ケアなど、その人らしく療養生活が送れるよう患者さまに合った看護・ケアを提供しています。

地域包括ケア病棟について

地域包括ケア病棟とは、急性期の治療が終了し、症状が安定しつつも、すぐに在宅や施設での療養に不安のある患者さまが、最長60日を限度として、入院療養を継続することができる病棟です。専従の理学療法士や作業療法士、また、専任の退院支援職員が従事しており、患者さま一人ひとりの病態に応じ、退院後の生活を見据えた支援を提供させていただきます。
※当院の地域包括ケア病棟におけるレスパイト入院は概ね2週間程度の入院期間となっております。

対象となる患者さま

  • 急性期病棟で治療を終えたが、経過観察や療養(在宅復帰準備)が必要な方
  • 在宅・生活復帰のために支援が必要な方
  • 在宅療養していたが、発熱等により入院が必要となった方
  • 家族の事情で在宅療養が一時的に困難になった方(レスパイト入院)

※ 上記に該当する患者さまの全てをお受け入れできるとは限りません。

退院支援・調整

医師・看護師・理学療法士・医療ソーシャルワーカーなど多職種のスタッフが、定期的に患者さまの情報を共有し、入院前と退院後の生活状況がどう変わるのかを話し合いご家族のサポート体制、 家庭環境などを総合的に検討し、 退院後の在宅復帰に向けた調整を行います。
必要に応じてケアマネージャーなど地域の医療スタッフとも連携をとっています。

集団リハビリ

地域包括ケア病棟では、自主訓練や歩行練習だけではく、週に一度、15~20分程度ですが、理学療法士指導のもと集団体操を行っています。集団で行うことで、運動意欲や活動性が低下している患者さまが少しでも活動的な入院生活を過ごしていただけるように取り組んでいます。集団体操がきっかけで一緒に歩行練習をされたり、 退院後にも運動の継続をしていただく事を願っています。

病室

特別病室 1室(トイレ、洗面所、 浴室、 キッチン付)
個室 13室 (トイレ、洗面所付)
4床部屋 6室(室内に洗面所あり)

お問い合わせ

患者さま(ご家族)からの直接のお問い合わせはお受けしておりません。まずは、かかりつけの医療機関等にご相談ください。
また、詳細は入退院支援・地域連携センターまでお問い合わせください。

地域包括ケア病棟
入退院支援担当(直通電話)