闘病手記No.22

【40歳代 男性】

病院に来て白血病ですと言われた瞬間からずっと辛かったし、不安だった。
この先どうなっていくのかわからないまま、毎日がゆっくりと過ぎていった。

抗ガン剤をして髪が抜け、なんとも言えない倦怠感。
放射線治療もアクリルの箱に入って1回15分~20分ぐらいだったと思うけど、すごく長く感じた。

その後移植をした。ドナーは身内でいけたので意外とすんなりいけましたが、その後のGVHDがかなり辛かった。
病室から出れない、ベッドでほぼ寝たきりの為、体力はどんどん衰えていった。
食事もリハビリもできませんでした。

けれども、少しずつ体調が回復していき、食事も取れる様になっていった。
リハビリも少しずつ始め、車イスから歩行器へ、歩行器から自立歩行まで体力が徐々に回復した。

移植から100日後退院へ至る。

これまで頑張れたのは家族、友人の支え、励まし、何よりも看護師さんの献身的な看護。
時には話し相手にもなってくれて、自分の支えになり、退院まで頑張れた事をすごく感謝しています。