闘病手記No.17 【ご家族】

【20歳代 女性】

病気発生日より8年が過ぎての移植ゆえ、医学も発展しており、又、当院にて松田先生にして頂き、本人、家族、全員、信頼して安心しての移植でした。

ところが突然の脳症により、ICUに入り、人工呼吸器、バルーン装着にショックを受けましたが、若さもあってか、早く回復し、クリーンルームに移れてホッとした時より、次は血尿でアテント生活です。と共に、激痛を伴い、母と看護師との対決で大変ご迷惑をおかけしました。

医療麻薬のおかげで、痛みは改善されながらも、血尿止まらず、膀胱内を洗浄、出血止め等、手をつくして頂いたおかげで、血尿が止まりました。後は肺炎を三度再発したり、GVHDで下半身からかゆみが出たり、腸閉塞とは気づかず、無理に食事を強要し、嘔吐を繰り返したりと、最後は長期の入院生活の為、精神面で日々泣きくらしたりと色々ありましたが、素晴らしいスタッフの対応や処置に感謝しております。

本当にお世話になり、ありがとうございました。