闘病手記No.5

【50歳代 女性】

二年前の9月、先生から血液のガン(多発性骨髄腫)とお話があった時は、何が何だかわからなくて自分がいったい何なのか理解するのに何日かかかりました。

世間では ガン=死 という定説がまだまだあり、私も一時頭をかすめたりしました。

でも主人ができるだけがんばってみよう、治ることをあきらめてはいけないとはげましてくれ、まだ学生の子どももいてるし、先生方、看護師の方にすべてをまかせ戦いが始まりました。

幸い私にきく抗ガン剤も見つかり、日に日に元気になっていきました。

最終的に自己移植という形をとらせてもらい、それも無事終えることができました。

つらかった副作用というのは、私の場合移植後に高熱、はきけ、食欲不振が出たことです。それもある程度時間がたてば乗り越えられます。

大病をして人生観が変わったほどいろんな勉強をさせていただきほんとうにありがとうございました。