Department

臨床工学技士室

機材確認

ご挨拶

臨床工学技士は、現在の高度化した医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。医師の指示もとに生命維持管理装置(人工呼吸器や血液浄化装置など)をはじめとした医療機器の操作・保守点検を担当しています。現在11名の臨床工学技士で血液透析係、ME機器管理係に分かれて医師や看護師とともにチーム医療の一員として業務をおこなっています。

業務内容

機材確認

血液透析業務

55床を有する腎センター、HCUでの血液透析業務全般、アフェレシス業(PE、GMA、PMXなど)を中心として、血液病センターでは造血幹細胞採取にも対応しています。安全な血液浄化療法を提供するために透析液の清浄化管理にも力を入れ、関連学会が定める水質基準を遵守しています。

ME機器管理業務

院内で稼働する医療機器の年間点検計画を作成し計画的に保守点検を実施しています。院内で使用された医療機器がMEセンターに返却されると返却時点検や定期点検を実施して安全な医療機器を提供しています。院内に配置した除細動器、AED、人工呼吸器などの動作状況などを確認するために毎日ラウンド点検をおこなうことでトラブルの早期発見や予防、適正使用に努めています。

内視鏡業務

2023年度から内視鏡センターに臨床工学技士が常駐し、内視鏡関連機器の点検、BISモニタ管理や院内での出張(HCUなど)内視鏡検査のサポートをおこなっています。

手術室業務

主に麻酔器、生体情報モニタ、電気メス、腹腔鏡関連機器の使用前点検、トラブル対応を斧なっています。手術支援ロボット(da Vinci)、BioJet、眼科手術などの手術支援業務をおこなっています。

取得している学会認定

  • (公社)日本生体医工学会 第1種ME技術実力検定
  • (一社)日本医療機器学会 臨床ME専門認定士
  • 3学会合同呼吸療法認定士認定委員会 呼吸療法認定士
  • 透析療法合同専門委員会 透析技術認定士
  • (公社)日本臨床工学技士会 認定血液浄化関連臨床工学技士
  • (公社)日本臨床工学技士会 血液浄化関連専門臨床工学技士
  • (一社)日本腎代替療法医療専門職推進協会 腎代替療法専門指導士

など