大阪府がん診療拠点病院
臨床研修指定病院
紹介受診重点医療機関
放射線科
放射線科は診療放射線技師が撮影したCT・MRI画像を詳細に読影し、患者様の病気を正確に診断すべく日々努力しております。放射線科医が正確な画像診断を主治医に提供することで、患者さまが最良の医療をスピーディーにうけることが可能となると考えています。
また、検査時の患者さまの不安をできるだけ軽減できるように検査室の環境を充実させております。
CT、MRIなどの診断が中心ですが、肝動脈塞栓療法(TAE)、下肢静脈瘤レーザー治療などのIVR(インターベンショナル・ラジオロジー)も行っています。IVRの詳細はIVRセンターのページをご覧ください。
最新鋭のデュアルエナジーを搭載した64列マルチスライスCT(GE社製Revolution HD)を導入しています。デュアルエナジーCTでは従来の装置では得られなかった新しい画像情報が得られるようになり、診断に役立っています。画像データ処理により被ばくを減らし、検査撮影時間を短縮できるようになり、さらに患者さまに優しい検査環境を整えております。天井には空をイメージしたバーチャルパネルを採用し、明るく開放的な検査室にしていますのでリラックスして検査を受けていただけます。
また、当院では大腸CT検査も行っています。検査前の処置も大腸内視鏡と比較すると楽で、検査が短時間(15分程度)のため身体的負担が少ない検査です。内視鏡では細くなって通れないような場所でも大腸CT検査では問題なく観にいくことができます(ただしポリープの切除や確定診断はできないため、内視鏡検査が必要となります)。
最新鋭の3テスラMRI装置(GE社製 SIGNA HERO)、1.5テスラMRI装置(Philips社製Ingenia 1.5T Evolution)が導入されています。検査時間の短縮やよりきれいな画像の提供ができるようになりました。GE社製 SIGNA HEROには人工知能(Ai)による画像処理技術や肝エラストグラフィーが搭載されています。
また、検査室内には風景パネルと空をイメージした天井パネルを設置し、患者さまの不安を軽減できるような開放感のある空間にしています。検査室の前室にも風景パネルを採用しています。
放射線科部長兼IVRセンター長
二ノ井 照久
放射線科医長
小林 亜衣
放射線科副医長
島﨑 覚理
放射線科副医長
雪本 真代
2022年 | 2023年 | |
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CT | 17,489件 | 17,659件 |
MRI | 7,137件 | 7,014件 |
受診について