PL病院　2021年度　病院指標

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1197	173	96	155	269	473	817	1862	1567	437

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	747	2.16	2.65	0	68.13
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	148	25.62	20.57	7.43	85.2
050130xx9900xx	心不全	89	24.03	17.35	1.12	84.04
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	73	16.82	13.14	4.11	82.59
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎	44	9.45	9.21	4.55	76.5

最も多いものは大腸ポリープに代表される小腸大腸の良性疾患で地域内で圧倒的な実績を誇ります。ＰＬ病院の内視鏡センターでは最新医療機器に加えて、複数の指導医・専門医を含めた充実した医療スタッフによって、大腸ポリペクに加えて、早期胃癌・早期大腸癌に対する内視鏡治療・手術でも南河内医療圏で上位の実績を挙げております。詳しくは、【内視鏡センター】をご覧ください。
次に誤嚥性肺炎では他施設からの受け入れを含めて摂食嚥下機能回復に力を注いで対応しており上位の症例となっています。また、心臓疾患に代表される循環器疾患や腎臓・肝臓など幅広い内科的疾患にも対応しています。上位５疾患には入っていませんが、ＰＬ病院には全国有数の無菌病室15室を有する血液病センターを特色の一つとして、悪性リンパ腫・骨髄性白血病・多発性骨髄腫・骨髄異形成症候群など多くの血液疾患に対応しており、骨髄移植にも複数の実績を挙げています。詳しくは、【血液病センター】をご覧ください。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）	181	5.31	5.83	1.33
140010x199x0xx	低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）	93	6.6	6.13	0
080270xxxx1xxx	食物アレルギー	89	1.03	2.13	2.57
040100xxxxx00x	喘息	74	5.95	6.24	3.26
060380xxxxx00x	ウイルス性腸炎	61	3.72	5.53	3.92

ＰＬ病院は複数の小児科専門医を含む常勤小児科医師９名以上が配置され、南河内医療圏有数の充実した医療スタッフで対応させていただいています。また、地域の小児科の先生方にもご協力いただき、毎年南河内南部広域小児救急医療でも中心的な役割を果たしています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）	78	2.05	2.65	1.28	69.59
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）	74	5.24	4.74	0	66.35
060335xx02000x	胆嚢炎等	47	7.83	7.11	0	70.89
060035xx010x0x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍	31	14.52	15.76	0	73.16
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）	30	6.73	6.25	0	70.57

総勢8名の外科医で胃や結腸などに加えて肝臓・膵臓・胆道に対する悪性腫瘍手術や小児外科専門医による小児外科手術にも積極的に対応しております。小児外科については、近隣の小児科クリニックからの紹介も毎年増加しており、また、胆嚢炎等（急性腹症）に代表される緊急手術も毎年増加しています。適応によって侵襲度が低い”腹腔鏡下悪性腫瘍手術”を導入して、毎年実績が向上しています。また、悪性腫瘍以外でも”腹腔鏡下手術”は幅広く実施しています。詳しくは、【診療部門のご紹介：外科】をご覧ください。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折	81	30.4	25.32	20.99	83.72
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）	63	20.94	19.34	12.7	81.13
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）	40	35.45	23.02	0	77.9
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）	34	27.76	20.63	26.47	78.44
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎	27	18.7	15.77	7.41	72.07

上位の疾患はいずれも高齢者に多い特徴があり、手術療法を要します。ＰＬ病院には複数の整形外科専門医が配置され、幅広い手術療法に対応しています。特に、人工関節の手術では最新のナビゲーションシステムを導入して、より安全で質の高い手術も実施しています。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
020230xx97x0xx	眼瞼下垂	16	2.63	2.94	69.81
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）	14	4.79	5.16	28.93
070010xx970xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）	10	4.4	4.66	47.1
161000x199x0xx	熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷（Burn Index10未満）	7	25	12.25	59.86
020320xx97xxxx	眼瞼、涙器、眼窩の疾患	5	3.4	3.11	29

南河内医療圏で形成外科を標榜している診療科が非常に少ない中、当院は4名の常勤医師を中心に形成外科領域で幅広くきめ細かな診療および手術に対応しています。地域開業医の先生方からの手術紹介も積極的に対応しております。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120180xx01xxxx	胎児及び胎児付属物の異常子宮全摘術等	30	10.51	9.39	34.77
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術腹腔鏡によるもの等	23	6.04	6.11	49.48
120060xx02xxxx	子宮の良性腫瘍腹腔鏡下膣式子宮全摘術等	15	5.53	6.04	45.8
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮頸部（膣部）切除術等	15	3.2	3.05	46.47
120260xx02xxxx	分娩の異常骨盤位娩出術等	11	7.64	6.82	33.09

常勤医師５名により、婦人科疾患では卵巣や子宮の良性腫瘍に対して、低侵襲である腹腔鏡手術を積極的に取り入れ、毎年一定の実績を挙げています。また、分娩対応医療機関としても長年にわたり、地域医療貢献を果たしております。常勤医師の増員に加え、スマホからの受付や待ち時間案内システム導入などによって外来待ち時間も大幅に改善され、分娩予約もスムーズに取得できる環境改善を果たしました。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患	444	3.04	2.71	0	76.20

限られた常勤眼科専門医による精一杯の入院医療を提供しています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	16	6.38	7.84	30.19
030400xx99xxxx	前庭機能障害	12	4.25	4.92	66.33
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎	10	5.4	5.71	56.6
030428xxxxxxxx	突発性難聴	10	6.4	8.75	57.8
030390xx99xxxx	顔面神経障害	5	7	9.01	73.8

限られた常勤医師を中心に耳鼻咽喉科領域で幅広い疾患に対応しています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	22	7.09	9.22	0	70.41
080010xxxx0xxx	膿皮症	6	7.33	13.07	0	53.83

限られた常勤医師による精一杯の入院医療を提供しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
11012xxx020x0x	上部尿路疾患	146	5.7	5.56	62.86
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍	131	2.13	2.5	72.08
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等	124	7.04	8.23	74.6
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	41	9.68	13.14	75.83
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍	36	9.19	7.02	79.19

複数の指導医、専門医を含む複数の常勤医師にて、悪性腫瘍や尿路疾患など泌尿器科領域の幅広い疾患に
対応しています。特に、ＰＬ病院の尿路結石治療センターでは南河内医療圏で圧倒的な実績を誇ります。
加えて、前立腺肥大症に対しても低侵襲である「経尿道的レーザー前立腺手術」を積極的に実施して地域
医療圏で最上位の実績をあげています。また、いち早く手術支援ロボット（ダヴィンチ）や診断能力の向上につながる前立腺針生検用医療機器（biojet）などを導入して、最先端の医療を提供しています。詳しくは、【診療部門のご紹介：泌尿器科】をご覧ください。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	28	3	7	10	7	15	1	8
大腸癌	13	22	41	20	13	11	1	8
乳癌	1	0	3	0	0	1	1	8
肺癌	1	0	0	6	1	0	1	8
肝癌	1	9	10	1	0	23	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	15	9	59.33
中等症	87	16.39	79.11
重症	23	24.57	81.65
超重症	3	25.67	83.67
不明	0	0	0

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	9	30.33	79.44	5
その他	11	31.91	87.45	10

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	841	0.29	1.20	0	68.44
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	34	3.71	15.56	10	77.35
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）	27	1.70	6.26	0	76.30
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術）（早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術）	25	0.12	5.28	0	75.36
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術	22	0.82	1.91	0	72.59

複数の日本消化器内視鏡学会専門医および指導医を含む充実した医療スタッフと最新医療機器を装備した内視鏡センターでの実績が数多く上位となっています。これらの実績は南河内医療圏の中でも最上位の実績を誇ります。また、循環器専門医による心臓カテーテル手術も複数の実績があります。加えて、肝臓癌に対する血管塞栓術や肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法も複数の実績を挙げています。さらには、複数の日本血液学会血液専門医および指導医で対応する血液病センターでは末梢血幹細胞移植術（骨髄移植）も複数の実績を誇ります。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術	90	1.02	2.4	0	45.02
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	89	1.28	5.7	1.12	71.94
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	33	3.55	11.27	0	73.15
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの）	27	0.59	5.96	0	45.74
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	21	0.18	1.02	1.22	69.88

複数の指導医および専門医を含む総勢８名の外科医によって、消化器系悪性腫瘍（胃がん・大腸がん・肝がん・膵がん・胆嚢がん・胆道がん）に対する根治手術、抗がん剤治療を含めた集学的治療を行っています。特に、適性を見極めた上で侵襲の少ない「腹腔鏡下手術」を積極的に行っています。尚、肝臓および膵臓に関しては、腹腔鏡下手術が可能な数少ない病院の一つとなっています。また、胆石症・胆のう炎・虫垂炎・ヘルニア（脱腸）などの良性腫瘍に対する手術も、その大半を腹腔鏡下で行っています。加えて、小児外科専門医による15才未満の手術も数多く行い、毎年地域クリニックの先生方からの手術紹介も増加しています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	93	1.63	28.9	10.75	81.75
K0821	人工関節置換術（肩、股、膝）	81	3.7	28.38	11.11	78
K0462	骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）	65	1.95	17.38	0	66.03
K1426	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓形成）	31	2.29	16.84	3.23	73.58
K0811	人工骨頭挿入術（肩，股，膝）	29	1.66	25.03	27.59	80.86

整形外科領域の幅広い手術に対応しています。上位には高齢に伴う術式が挙げられていますが治療成績も良好です。特に、人工関節置換術では最新のナビゲーションシステムを導入して、安全かつ質の高い手術を実施しています。また、複数の整形外科専門医によって低侵襲である関節鏡下手術も実績を挙げています。加えて、少しでも早い社会復帰を目指して、手術後の早期リハビリテーションの提供にも力を注いでいます。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K2193	眼瞼下垂症手術	10	0.1	2.2	68.2
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	8	0.13	7.5	78.88
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	7	0	1.43	64.71
K333	鼻骨骨折整復固定術	6	1.17	1	15
K334	鼻骨骨折観血的手術	6	1.83	3	37.83

南河内医療圏で形成外科を標榜する医療機関が少ない中、ＰＬ病院では４名の常勤医師にて小さなお子さまから大人まで毎年幅広い手術に対応しています。その全ては形成外科ならではの細部まで丁寧な高い技術を要しています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	28	0.93	4.5	49.07
K9091ｲ	流産手術	24	0	0	34.63
K867	子宮頸部（腟部）切除術	15	1.2	1	46.47
K877-2	腹腔鏡下腟式子宮全摘術	12	1	4.25	49.42
K861	子宮内膜掻爬術	7	0	0	48.71

産科と婦人科で術式の特色が分かれています。ＰＬ病院では長年地域医療圏で産科医療の中核的役割を果たしてきました。一方、婦人科領域でも、卵巣や子宮の良性腫瘍に対して、高度な技術を要する腹腔鏡下手術を積極的に実施して、患者様の侵襲が少なくなるよう取り組んでいます。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）	442	1.05	1	0	76.18
K2822	水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない）	1	1	1	0	76

ＰＬ病院眼科では白内障に対する水晶体再建術（眼内レンズ挿入）を積極的に行っており、毎年400件以上の実績をあげております。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	12	1	4.83	38.5
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	5	1	3.4	55.6
K6261	リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満）	4	0.25	1	59.75
K370	アデノイド切除術	3	1	4	5.33
K362-2	経上顎洞的顎動脈結紮術	2	0	2	49

限られた常勤医師によって難易度の高い内視鏡下手術など幅広い手術に対応しています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	147	1.31	3.44	0	62.82
K841-21	経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術（ホルミウムレーザー等使用）	118	1.41	4.6	0	74.77
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	60	0.95	6.02	1.67	71.17
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	51	1.22	6.25	0	76.61
K616-41	経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回）	17	0.47	1.24	0	79.71

複数の専門医および指導医を含む常勤医師によって、毎年幅の広い多くの手術実績を挙げています。特に、前立腺手術と結石手術は南河内医療圏でも最上位の実績を挙げています。上位の術式以外にも、2021年度には手術支援ロボット（ダヴィンチ）を導入して膀胱癌、腎臓癌、前立腺癌などに対する難易度の高い手術にも数多く実績を挙げています。また、泌尿器腹腔鏡下技術認定医も複数有して、適応に応じて侵襲度の低い腹腔鏡下悪性腫瘍手術も積極的に取り入れています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	8	0.11
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	25	0.36
180010	敗血症	同一	11	0.16
180010	敗血症	異なる	11	0.16
180035	その他の真菌感染症	同一	2	0.03
180035	その他の真菌感染症	異なる	0	0
180040	手術・処置等の合併症	同一	32	0.46
180040	手術・処置等の合併症	異なる	4	0.06

令和３年度 PL病院 病院指標

令和３年度 PL病院病院指標