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尿路結石治療センター

2015年4月1日より尿路結石治療センターを開設しました。

尿路結石症は泌尿器科領域で最も頻度の高い疾患のひとつで、10人に1人がかかるといわれるほど多い病気です。現在、男女ともに発症者は増加傾向にあります。

PL病院は、南河内地域の医療機関の中で早期にESWL(体外衝撃波結石破砕治療)を導入し、2011年にはレーザー治療結石破砕装置を導入して積極的に尿路結石の治療を行い、良好な治療成績をあげてきました。

チーム医療で治療のみでなく再発防止にも取り組みます

尿路結石治療センターは、尿路結石症に対して最新の治療と共に、医師、管理栄養士、薬剤師、看護師が協力し、再発予防のための生活指導や栄養指導により一層力を入れ、診療内容を充実させています。患者様の健康増進にすこしでもお役に立てるよう努力しております。

結石が疑われたり、尿路結石症に不安をお持ちの方はぜひ一度当センターにご相談ください。

尿路結石症とは

尿の中に含まれるカルシウムとシュウ酸が結合した結石が腎臓、尿管、膀胱に付着する、あるいは詰まってしまう病気です。

尿路結石症の特徴

  • ●泌尿器科疾患の中でも最も頻度の高い病気のひとつ
  • ●尿路結石による痛みは「痛みの王様」と呼ばれており、人によっては痛みで身動きが
     取れなくなることや失神してしまう場合もある
  • ●罹患年齢は幅広く、男女差が少ない
  • ●再発率が非常に高い
  • ●最近の研究では生活習慣病・メタボリックシンドロームとの因果関係も示唆されている

診断方法

血尿の有無や尿管と膀胱が細菌などによる感染症にかかっていないかを調べるため尿検査を行います。その他、レントゲン検査、CT、超音波検査などを行って結石の有無、腎臓・尿管の状態を調べます。

尿路結石症の治療

治療方法は結石の大きさや結石のとどまっている場所により異なります。まず、5o以下の結石には保存的治療を行います。鎮痛薬で痛みをコントロールしながら、運動・水分摂取・排石促進薬の服用により結石が自然に尿道から排出されるのを促します。しかし、この治療は結石を小さくすることはできないため、結石が大きい場合には積極的治療を行います。

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

保存的な治療で結石が排出できない場合、最も患者様に負担の少ない治療法の1つとして、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)があります。専用の装置を用いて結石に衝撃波をあて、結石を砕き、尿と一緒に体外へと排出させる治療法です。衝撃波を発生させる方式は装置によって異なります。当院で使用している装置は電磁変換方式と呼ばれる方式で、痛みが少ないという定評があります。この治療は、皮膚を切開して行う治療ではないため体に傷は残りません。またほとんどの場合、麻酔をせず治療が可能です。ただし、結石による尿路閉塞を防ぐため、治療直前に尿管内に細いカテーテルを挿入することがありますが、この場合は処置に麻酔を使用します。

経尿道的腎尿管結石砕石術(TUL)

結石が比較的大きいものや体外衝撃波結石破砕術(ESWL)で破砕が困難なものには、経尿道的腎尿管結石砕石術(TUL)を行います。尿管口から尿管鏡(内視鏡)を挿入し、結石の位置を確認しながら、レーザーを直接結石に当て、細かく破砕してから結石を取り出します。結石が一度に排出できない場合は体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を追加することがあります。この治療法は、短期間で確実な結石の排出が可能です。

治療実績

術式 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
体外衝撃波結石破砕術(ESWL) 106 104 126 118 157 136 67
経尿道的腎尿管結石砕石術(TUL) 9 15 31 22 47 100 139